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世界観

物語の舞台は江戸時代初期。
(3代目将軍徳川家光の時代であり、鎖国令も発布されている)
あなた達が暮らす〈日の本〉では、妖怪や悪霊が人間に及ぼす被害が相次いでいた。

そんな中、一つの重大な事件が起こる。
京の御所に住まう天皇を妖怪や悪霊らが襲撃をした〈明神事件-あきつかみじけん-〉。
​幸いにも死傷者は出なかったが、これをきっかけに天皇は床に臥せるようになったのだった。

幕府はこの事態を深刻に捉え、こうした人ならざるものへの対抗手段となる"特別な力"を持つ人々を全国から京の都に招集することになった。

彼らは"神を祀り神に仕える人"とされ〈神薙-かんなぎ-〉という名で呼ばれることになる。

神薙

3年前より発足している。
太古より存在する妖怪や悪霊などの人ならざるものを滅し、浄化する力〈妖力-ようりょく-〉を持つ人間たちで作られた組織。そこに所属する人間の総称。

通常は"ちから"の噂を聞きつけた幕府からの勅令状を得て任に就く。
しかし、稀に自ら本拠地(御所)に直談判をしに来て、その場で実力が認められて任に就くものもいる。

どのように妖怪らへ対抗するかは人それぞれであり、出自も陰陽師の血を引く者、剣士、武家の出、農民、巫女など様々である。

なお、この勅令
を受けることは名誉であるとされるが、その実拒否権のない強制労働とも言える。

かんなぎ

人ならざるもの

古くから日の本に住まう妖怪や霊・悪霊など。
​一部の無害な霊を除き、妖怪や悪霊は人間とは相容れない存在とされている。
特に近年、そういった存在に恐怖する人々から溢れる"畏れ"によってより強い力を得、凶暴化しているようだ。〈疫病〉〈傷害事件〉〈自然災害〉などの被害も多発している。

​通常の人間では太刀打ちが難しいが、神薙と呼ばれる者らは正式にこれらを討伐する任を受けている。


 

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